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セキュリティエンジニアのブログです。 X@ToRollcake

📝情報処理安全確保支援士試験合格までにやったこと

Summary

  • 徹底攻略 情報処理安全確保支援士教科書を一周
  • 支援士R4を一周
  • 10日前から隙間時間に過去問道場

前提

  • 数年前に応用情報技術者試験に合格(免除は切れています)
  • 2023年10月の新形式の試験で合格しました。
  • インフラエンジニア

勉強の流れ

徹底攻略 情報処理安全確保支援士教科書(基本的な知識)

私はこういった参考書をやるときに、教科書に線を引っ張ったりしながら読んでいかないと頭に入っていかないので、重要そうな箇所、知らないことに線を引きながら一周読みました。一日一章ペースくらいで、期間としては2~3週間かけて読みました。この教科書は、この後行う支援士R4や過去問道場などをやる際にわからないことを調べる辞書のような役割になります。やってみての反省ですが、よくわからなかった箇所には付箋を貼っておいて、気が向いたら復習するとよかったのかもと後から思いました(私はやっていません)。その時その時でチェックしておかないと、わからなかった箇所を探すことができないためです。

支援士R4(午後対策)

こちらは、知識的な内容を補うというよりは、午後試験の解き方や考え方を学ぶことができるものです。支援士やNWもそうですが、午後の問題って自分が担当者になってみたいで面白いですよね。大事なのが自分事のように問題を解くと集中もできますし、今後の仕事に役に立つように思います。午後は国語の試験みたいなものなので、文章中からキーワードを探したり、引用するような場面も多いです。もちろん知識問題も少しはありますが、徹底攻略の教科書や午前問題をやっていれば問題ない知識となると思います。私は過去問をほとんど解かなかったのですが、慣れていなかったり、時間に余裕があるようであれば、過去問をもう少し解いてもよいのかもしれません。

過去問道場(午前対策)

午前問題は過去問道場だけで問題ないです。私は試験の10日前から隙間時間で直近10年の問題をすべて解きました。何周もできるとよいと思いますが、この過去問道場で8-9割解けるようになっておけば午前の試験は問題ないと思います。アカウント登録することで間違った問題などを試験直前に復習できますのでアカウントを作るとよいと思います。

セキュリティを自身の仕事としていくことについて

試験に合格しても、セキュリティの仕事をすぐにできるわけではないのが少し悲しい資格ですよね。比べて、士業関係の資格であれば、会社や事務所など選択肢が多く転職もしやすそうに思います。セキュリティの会社やセキュリティの部署を持つ会社を探していくことが必要になりますが、かなり間口も狭く少ないように感じます。でも日本ではセキュリティエンジニアが足りていないと言われている。日本はセキュリティエンジニアを本当に必要としているのだろうか。必要だけど雇う余裕がない・育てる余裕がない会社は多いように思います。

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