PythonでネストされたJSONを作成する方法
Pythonを使用してネストされたJSONを作成する方法をご紹介します。JSONはJavaScript Object Notationの略で、Webサービス間でデータをやり取りする際に使用されるフォーマットです。ネストされたJSONは、複数のオブジェクトを組み合わせて1つのJSONオブジェクトを作成することができます。
JSONを作成する
PythonでJSONを作成するには、標準ライブラリのjsonモジュールを使用します。*json.dumps()*関数を使用して、Pythonのデータ構造をJSON文字列に変換します。
import json
# Pythonのデータ構造
data = {
"name": "John Doe",
"age": 30,
"address": {
"street": "123 Main Street",
"city": "New York",
"state": "NY"
}
}
# JSON文字列に変換
json_data = json.dumps(data)
print(json_data)
上記のコードを実行すると、次のようなJSON文字列が出力されます。
json
{"name": "John Doe", "age": 30, "address": {"street": "123 Main Street", "city": "New York", "state": "NY"}}
このJSON文字列は、name、age、addressという3つのキーを持つネストされたJSONオブジェクトです。addressキーの値は、さらにstreet、city、stateという3つのキーを持つJSONオブジェクトです。
JSONを読み込む
PythonでネストされたJSONを読み込むには、標準ライブラリのjsonモジュールを使用します。*json.loads()*関数を使用して、JSON文字列をPythonのデータ構造に変換します。
import json
# JSON文字列
json_data = '{"name": "John Doe", "age": 30, "address": {"street": "123 Main Street", "city": "New York", "state": "NY"}}'
# Pythonのデータ構造に変換
data = json.loads(json_data)
print(data)
上記のコードを実行すると、次のようなPythonのデータ構造が出力されます。
{'name': 'John Doe', 'age': 30, 'address': {'street': '123 Main Street', 'city': 'New York', 'state': 'NY'}}
このデータ構造は、先ほど作成したネストされたJSONオブジェクトと同じものです。これで、PythonからネストされたJSONオブジェクトを作成したり読み込んだりすることができました。
まとめ
本記事では、PythonでネストされたJSONオブジェクトを作成したり読み込んだりする方法についてご紹介しました。Pythonの標準ライブラリのjsonモジュールを使用することで、簡単にネストされたJSONオブジェクトを作成したり読み込んだりすることができました。